色々やっていいんだ、と思えた本。「マルチポテンシャライト」

220610

私は昔から色々なことに興味があって、しかもそれがどんどん移りかわっていって、キャリアが一貫しないのが悩みでした。。

仕事がとにかく続かないのがコンプレックスというか。

でもこの本↓↓を読んで、それは単に性質だからって、それを肯定してもらえて、ちょっと救われた感じがします。

 

「仕事が続かないのは『マルチポテンシャライト』っていう性質だから、それでいいんだよ~。君はもうそれで生きていこう!」って言ってくれる本です。

私は一つの会社で一つのキャリアを積んでいくのが「いいこと」とされている価値観で育ちました。でも自分は転職を繰り返したり、事務の仕事から突然クリエイター的なことをやってみたり、、その価値観とは真逆のことをしていました。

それで家族から眉をひそめられて居心地の悪い思いをしてきました。。友達の中には応援してくれる人もいたけれど、やっぱり家族にはあまりいい顔をされなくて。辛かったんですよね。。

説明してもあんまり分かってもらえないというか。フラフラ自分勝手に、好き勝手に生きてる・・という風に見えていたみたいで。。

「結局、何がやりたいの?」とか言われるのも辛かったですね~。。

とにかく1つの会社や仕事を、1年ぐらいやると「もう充分やった」という気持ちになったり、飽きて違うことがしたくなったりするんです。

そして、慣れたところで職場をやめるから、迷惑もかけるし。「え?長期の予定だったよね?」みたいに言われたり。。「社会不適合者だなー。。」と自分でも思っていました。

でも、この本は「色々やりたいのはいいことだよ。もう君はそういう性質なんだから、そういう風に生きていこう。」という感じで、自分の生き方を肯定してくれたんです。

それがとても嬉しかった。

本にはタイプが4種類出てくるのですが、私はスラッシュタイプで一度に色んな事がやりたいタイプでした。すごく当てはまりましたね。

 

本当は自分で自分を認めて肯定してあげるのが一番だとは思うんですが、その価値観が社会的に少数派だと、なかなかムズカシイと思います。

そんな時、同じ価値観を持つ人の本に出合えるというのは、とてもありがたいことです。

国や時間を超えて価値観を共有できるのはいいことですね。

世界は広い。